今年は心機一転、講演の依頼を受けることに決めました。私のような特殊な商売をしていますと、時々講演を依頼されることがあります。今まで、それをずっと断り続けていました。自分などが講演などとはおこがましいと思っていたのです。


しかし、過去に何度か断りきれずに行った講演を聴いていた方が、もう一度ぜひ、と言ってくれたり、先日出版した本(博物館はマーケット・写真)が、思いのほかに好調だったりと、私の話に耳を傾け参考にしてくださる方がいることを知り、これはお受けしたほうが皆様のお役に立てるのかな、などとずうずうしく思うようになってしまいました。
人前で話をすることはとてもエネルギーを使いますが、それ以上に私自身にも得るものがあります。皆さんが何かを求め私の話を聴きに来てくださる、その真剣さがよくわかります。皆さん何かを得たいのですね。ですから私も何かためになることがあればと思いお話をしています。そこで感動が生まれるのです。話を聴いてくださった方に帰り際「ありがとう」と言われると、私のような人間でも人のためになれたと思い、ああ話をしてよかった、と思うのです。
私は専門的な難しい経済の話などできませんが、今まで経験してきた仕事の話をさせて頂いています。事実であり、自分のストーリーですから難しくありません。しかし、実践経験ですから役に立つはずだと思います。私の仕事は見て頂き感動を与える仕事ですが、今年は感動を与えられるよう頑張ろうと思っています。
伊香保おもちゃと人形自動車博物館
館長 横田正弘